CFD取引について、仕組みや始め方についてネットでいろいろ調べてみましたが、一般的な制度について書いているばかりでした。
実際にCFD取引をしている人が書いているわかりやす個人投資家のブログがパッと出てこなかったので、自分なりにまとめてみました。
今回は一番わかりやすい日経225についてポイントをしぼって調べてみました。CFD投資初心者の私は日経225すらよくわかっていないので、そこからですね!!
日経225株価指数でCFD取引を始めるなら?個人投資家のブログ
まずは、くりっく株365で取扱いがある4銘柄で一番わかりやすそうな日経225について調べてみました。用語はニュースでよく聞きますね。
日経225について用語などを調べてみた
日経平均株価(日経225)とは[日本経済新聞HP]
東京証券取引所第1部に上場する銘柄から、流動性や業種などを考慮して225銘柄を採用し、算出する。定期的に採用銘柄を見直し、入れ替えを行う。225銘柄の株価合計を除数で割って算出し、株式分割や銘柄入れ替えなどがあった場合は除数を修正することで指数値の連続性を保つ。
ようするに、主要な会社225社の株価の平均値して少し修正した値ということですね。ここで気になったのはこの225社は入れ替わるのか?ということ。
調べてみるとこんなニュースがあったので入れ替わるということがわかりました。
日経平均銘柄、楽天を採用 定期入れ替え [ 2016/9/6 16:30日経新聞マーケットニュース]
日本経済新聞社は6日、日経平均株価を構成する225銘柄のうち、1銘柄を定期見直しにより入れ替えると発表した。日本曹達を除外し、楽天を採用する。10月3日の算出から入れ替える。
市場流動性の観点から楽天を採用。業種セクター間の銘柄数の過不足調整により日本曹達を除外する。楽天のみなし額面は50円。
日経225の株価は?歴史を振り返る
いやー高いですね!12月16日時点では19,401円です。2016年2月には14,952円だった株価が約3割上昇しました。

私が気になるのは1年チャートよりも長期的なチャートです。下図を見てください。

1999年〜2016年までのチャートです。
こうしてみると歴史は繰り返すというか、大きく捉えると上がって下がってを繰り返していることがよくわかります!!
だいたい7,000円〜20,000円のレンジ幅で上下していますね。
実際に日経225を取引所CFDで取引するにはいくら必要?
くりっく株365の取扱会社は下のとおりです。私が今回、始めてのCFD取引をするのに口座開設をした会社はマネースクウェア・ジャパン(M2J)です。

※くりっく株365HPより
CFD取引はFXと同じ証拠金取引です。つまりレバレッジ(テコの原理)を利用して、実際の取引価格より少ない金額で取引が可能です。
ここが少しわかりにくい部分なので、具体的に数字を当てはめて考えてみます。M2J公式HPに載っている必要証拠金額を見てみましょう。

これは日経225を1枚買うのに必要な金額のことです。週ごとで金額が変動するんですね。
でも、私はさらに疑問がわきました。そもそも1枚ってなんだ?調べてみると次のことがわかりました。
CFD取引の最小取引単位(1枚)=株価指数×100円
つまり取引額と実際に必要額の関係は次のようになります。
最小取引単位で買った日経225のレートが動くと損益はどうなるの?
もうひとつとても大切なルールがあります。
1枚買った場合、株価指数が100円動くと1万円の利益or損失
これを頭に入れた上で下の例を元に取引をイメージしてみましょう。
12月12日に19,200円で1枚買った場合です。利益幅を200円と決めて売り注文を出しておくと12月16日に19,400円で決済注文が成立します。
その時にもらえる利益は2万円です。
この取引をまとめると73,000円のお金を元に192万円相当の株価を買って、4日後に2万円の利益を得たことになります。
よく目にする広告ですと『4日間で7万円を9万円にできる!』みたいな表現をすると思います。こういう風に過去の相場を元にこれだけ儲かる!みたいな資料を作るのは簡単ですね。
どうしても投資初心者の人はこういう良い情報だけを信じて取引を始めてしまうので気をつけましょうね。大切なことは次から説明する内容です!!
もっと正しくCFD取引の仕組みを理解する
CFD取引を行う上で一番知っておかなければいけないルールはロスカットルール。
ロスカットルールとは[M2JHPより]
M2J株価指数CFD(くりっく株365)では、少ない証拠金で最大その数十倍の取引を行うことができる証拠金取引の性質上、急激な価格変動によって元本以上の損失が発生する可能性があります。
そのため、お客さまのリスク管理に資するべく、以下のロスカット制度を設けております。有効証拠金額÷必要証拠金額で計算される割合が100%を下回った場合
これまでに使ってきた数値を入れて考えるとわかりやすいです。計算をわかりやすくする為に必要証拠金は73,000円ではなく、70,000円に便宜上しています。

簡単に説明すると
- 日経225が100円下落すると1万円の評価損
- 余裕資金(口座残高−必要証拠金)7万円の場合、700円より下落するとロスカット
上で説明した『4日間で7万円を9万円にできる!』動きをした場合だと一度、含み損が−1万円になっているので必要証拠金73,000円に加え、口座に1万円より多く資金が入っていればロスカットされません。
つまり7万円を9万円にできない事例でしたね。もちろん一度も買った値段から下落することが無ければ7万円は9万円になります。
こう考えると、ロスカットされない為にはいくら口座に余裕資金を入れておけば良いか?が負けない為の鍵であることがわかると思います。
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